県立保健福祉大学授業協力


2018年11月20日 作業療法士科の授業協力

 

神奈川県立保健福祉大学の作業療法士科の授業協力を始めて3年経ちます。  

報道担当します平野氏、玉垣努教授並びに先生方、社会実習前の2年生及び「よこすか片マヒ希望の会」5人です。

 

 

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2017年11月28日 県立福祉大授業協力

神奈川県立保健福祉大学は11月28日、リハビリテーション学科作業療法学専攻の授業において、脳梗塞の後遺症などで身体的障害を抱える方々の市民組織「よこすかかたまひ希望の会」(妻沼祐一会長)の会員4人の参加を得て、発症時の様子、リハビリのきつさ、生活の不便さ、現在の状況などについて学生(2年生)21人に学ばせました。 

学生は会員に対して聞き取り、硬直した患部への、自らの手による接触、手の上げ下げ補助など、教室での机上の勉強では得られない実学を学びました。学生は「来年2月に医療施設などに実習に出かけ、初めて患者さんの体に接触する活動がありますが、その前に授業の一環として、今回のような機会に恵まれ良い経験でした」「教室での学習だけでは分からない点が多々ありましたが、障害のある方に直接触れたことは勉強になりました」と、口々に効果を語っていました。

一方、「希望の会」の4人も「脳梗塞のような重病にかかり、半身まひ、言語障害などの症状になると、家の中に引きこもり、外の世界と断絶してしまうが、県大まで自分の足で出かけ、若い学生さんと接触できたのはありがたいことです」「大学、学生という社会そのものとつながりを持てたことは大変うれしい」などと、社会との接点を持てることの喜びをかみしめていました。

玉垣務専攻長・教授と交渉し、この授業参加を実現、自身も全3回参加した妻沼祐一会長は「当会には20人超の会員がいるが、全員に体験させたい。大学側の事情もあり、各回数人の参加だが、県大に加えて他大学・医療専門学校にも拡大していきたい」と積極的な取り組みを話していました。


2017年10月14日 障がい者の未来考える集会

「学生と学んで得た私たち障碍者の未来」と題して、よこすか片マヒ希望の会の会員が、県福大・作業療法学科の授業に参加したときの成果や今後の予定をパネルディスカッション形式で報告。

 

同会の妻沼祐一会長は、「自分たちの病状や苦しみなどを、作業療法士を目指す若者に知ってもらえたら」と狙いを話し「授業への参加が社会との接点になっている」と続けた。参加した学生は「机上の学習だけではわからないことがたくさんある。貴重な経験になった」と授業の感想を述べた。

(2017年10月20日号タウンニュース一部引用)